+ ソーラブ監督の新作 (2013.02.07)
ソーラヴ・サーランギ監督の新作ドキュメンタリー『Char… The No-Man’s Island』が2月、第63回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門で上映されます。これまでに既にドバイ(アラブ首長国連邦)、プサン(韓国)、広州(中国)などの国際映画祭で上映され、受賞も! 

http://www.berlinale.de/en/programm/berlinale_programm/datenblatt.php?film_id=20133553

日本のNHKやイタリアの公共放送RAIとの国際共同制作のドキュメンタリーで、日本では2012年秋にBSプレミアムで放送されました。NHK版は『ドキュメンタリー熱インド/チャロ!立入禁止島に住む』と題し、ガンジス川が主人公。ダムの建設によって氾濫するようになったガンジス川にできた中州に、家を失った人たちが住みつき、川向こうのバングラデシュへ米や牛を密輸しながら生き延びる姿を壮大に描いています。


+ 冒頭の献辞について (2012.10.31)
「ビラルの世界」の冒頭で、「ダイパンカーに捧ぐ」というクレジットが出ます。この人は誰でしょうか? と劇場で見てくれたお客様から質問がありました。監督の回答です:

彼は私が「ビラルの世界」を作ってるときにそばにいてほしかった友人です。路上演劇、社会運動、写真をやっていて、絵も描いていました。コルカタ市内の知らなかった地域へ私を案内してくれて、路上で暮らす人々の生活を垣間見せてくれました。目からうろこでした…路上の人たちは貧しくても金を無心する乞食ではなかったのです。
一緒に何か作ろう、と言ってた矢先、人を助けて亡くなってしまいました。そのとき、私は遠くヨーロッパにいました。家に帰って初めて彼の死を知りました。
私の作る映画はどれも、自分の人生の瞬間を、断片としてはらんでいると思います。子ども時代の思い出や、ダイパンカーのような友人の思い出も。

+ トークが追加になりました。 (2012.10.10)
 10/16(火) 山田浩司さん(JICA研究所・元JICAインド事務所)


+ ゲストトーク決定! (2012.10.03)
 連日12:00-12:40 (10:30の『ビラルの世界』上映後)
 10/6(土) 諏訪敦彦監督(『ユキとニナ』)
 10/7(日) 中江裕司監督(『真夏の夜の夢』『ナビィの恋』)
 10/8(祝) 伊勢真一監督(『奈緒ちゃん』『風のかたち』『傍(かたわら)3月11日からの旅』)
 10/12(金) 村山真弓さん(アジア経済研究所・南アジア地域研究)
 10/13(土) 野中章弘さん(アジアプレス・インターナショナル代表)
 10/14(日) ソーラヴ・サーランギ監督からのビデオメッセージ
 10/18(木) 中村まりさん(アジア経済研究所・開発経済学研究)


+ 日本ユニセフ協会プレミアム上映会のレポート! (2012.08.28)
『ビラルの世界』の監督来日に伴い、一般公開に先立った2012年7月3日(火)、ユニセフハウスで「ユニセフ・アワー 映画『ビラルの世界』プレミアム上映会 都市に生きる子どもたちーコルカタのある男の子のお話」が開催されました。多くの参加者を迎え、盛り上がった上映とトークイベントの詳細なレポートです。
http://www.unicef.or.jp/library/report/sek_rep66.html


+ 公式サイトをオープンしました。 (2012.08.07)

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